WHAT’S BLUE ?

青の秘めたる力
『シン』のチカラ

「清」・「深」

収縮色、後退色、寒冷色、鎮静色のイメージ効果を持っています。
青からは空や海、水といった広大な自然のイメージが浮かびます。
爽やかな空、生命の源の海、体に不可欠な水と接する機会が多い色です。
穏やかな気持ち、落ち着いた気持ちにさせてくれます。
好感度が高く、世界的に見ても一番人気が高い色の系統です。
好む人が圧倒的に多く嫌う人が少ないというのも特徴となっています。

~青色の心理効果~
集中力を高める。
食欲をコントロールできる。
興奮を押さえ、気持ちを落ち着かせる。
時間経過を遅く感じる。
睡眠を促進する。

青の種類

青は日本語最古の基本色彩語の一つです。といっても、原義はかなり漠然としていて種類はたくさん。少しご紹介します。
白藍色 水色 ベビーブルー 
そらいろ スカイブルー ホライズンブルー
甕覗(かめのぞき) 勿忘草色(わすれなぐさいろ) アザーブルー
セレスト ゼニスブルー 水浅葱(みずあさぎ)
千草色(ちぐさいろ) 新橋色 ケンブリッジブルー
オールドブルー ポースリンブルー アクアマリン
ナイルブルー 白群(びゃくぐん) 浅葱色
ターコイズブルー セルリアンブルー シアン
 サックスブルー エジプシアンブルー
縹色(はなだいろ) 露草色 ブルー
ヒアシンス コバルトブルー ガーターブルー
瑠璃色 シュプリーム ウルトラマリンブルー
花色 サルヴィアブルー 藤納戸(ふじなんど)
ロイヤルブルー パウダーブルー プルシャンブルー
群青色 ピーコックブルー 納戸色(なんどいろ)
錆納戸(さびなんど) ジェイブルー ウェッジウッドブルー
スレートブルー ダックブルー ティールブルー
サファイアブルー 褐色(かちいろ)
デルフトブルー スマルト 紺藍(こんあい)
オリエンタルブルー エナメルブルー 鉄紺(てつこん)
マリンブルー 藍色 紺色
瑠璃紺 紫紺 濃藍(こいあい)
紺青(こんじょう) ネイヴィブルー インディゴ
藍鉄色 藍錆色 青褐(あおかち)
濃紺 ミッドナイトブルー 藍鼠(あいねず)

「信」・「芯」・「紳」

青のイメージからなる性格は次のようなものがあります。
青が好きな人の性格もこのような傾向があります。
信頼がある、信用できる、誠実、知性的、戦略的、
冷静沈着、慎重、忠実、落ち着いている、
相手を尊重する、思いやりがあり周りに気を配る、
謙虚、清潔感、品性がある、
安息や癒し、開放感、公平かつ広大、
ストイック、プライドが高い、ミスを許さない、遊び心に欠ける、冷酷、
ノリが悪い、自分をおざなりにする、人にも気を遣わせる、
世間体を気にする、八方美人、優柔不断、静かにしていたい、
恥ずかしがり屋、笑われたくない、デリケートな精神、
失望、寂しさ、悲しみや不安
いかがでしょうか。
さわやかな空の色、あるいは清らかな水の色といったイメージがある一方で、
「ブルーな気分」や「マタニティブルー」のような、気持ちが抑圧されている状態の時にも青は登場します。
落ち込んだり憂鬱な気分の時には、私たちの心は深い海の濃い紺色や天の紺碧の青を思うことで
寂しさや孤独から自然と解放されるのを待っているのでしょう。

「新」のチカラ ~青春・青龍~

青は四季のはじめの一歩です。
「青春・朱夏・白秋・玄冬」というように、四季にはそれぞれ色が充てられています。
青春は中国の五行思想に基づく考え方では主に若い年代に用いられます。ライフサイクルのはじめは青色なのです。
また、「東の青龍・南の朱雀・西の白虎・北の玄武」というように、方角にも色が充てられています。
青龍は東の方角をつかさどります。太陽は東から昇るというように、青が充てられているようです。
貴方の新しい一歩を、青から始めてみてはいかがでしょう。